BB小説家コミュニティ第10期の活動レポート

こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。

12〜2月までの3ヶ月間開催されていたBB小説家コミュニティ第10期を完走しましたので、またいつものように活動レポートをまとめました。

BB小説家コミュニティというのは、出版社BookBaseさんが運営する小説家向けのオンライン上コミュニティです。

毎期3ヶ月間で強制終了となるコミュニティ。
そのあとは1ヶ月の休憩を挟み、次期のコミュニティに参加する人はその間に申し込みます。

リピーターも新規も、みんな3ヶ月毎に横並びスタート。優月は7期からずっといますが、1回だけでも全然大丈夫ですし、飛び飛びの参加でももちろんOKです。

詳しくは、公式サイトさんを見て頂くと分かりやすいかと思います↓
BB小説家コミュニティ

前置きが終わったところで、早速書いていくわけですが。
優月の活動レポートは、コミュニティの感想以外にも、その間の自分の活動やら心情やらをごちゃ混ぜにして書きますので、例によってめちゃめちゃ長いです。

全部読むとものすごく大変なので、適当に読み飛ばしつつ、ご興味のあるところだけ見ていってくださいませ。

コミュニティへの参加を迷われている方とか、気になっている方とか、どなたかの参考になりましたら幸いです。

10期に入る前に

10期に参加した理由

10期に参加した理由は、
・感想サービスを利用して、自作のクオリティ底上げしたい
・他の方から刺激を受けて、創作へのモチベーションアップさせたい
・今まで参加した期がどれも大満足だったから
です。

端的に言うと、今までのサービスに大満足してるから、という感じでしょうか。

コミュニティとの出会いとこれまでの期の感想は、過去記事に詳しく書いてあります。
7期活動レポート
8期活動レポート
9期活動レポート

【休止期間】11月まとめ

【11月雑感】
休止期間中はお仕事の作業をしたり、140字小説に応募したり、音声作品の編集をしたりしていました。

私は小説執筆の傍ら、個人サークルで音声作品の制作と販売も行なっていますが、二作目の音声作品からはBBの感想サービスや壁打ちなどで見てもらっています。

【11月進捗】
11/4 第二回140字小説「方丈杯」に応募しました。

11/5 焼津140字小説に応募しました。

11/17 新作男性向け音声作品のプロット、あらすじ、キャラクター表を作成しました。
10期の感想サービスに提出する用のものです。

11/28 男性向け音声作品の編集完了。
DLsiteに予告申請をしてきました。

11月の創作活動は、音声作品の編集を主にしておりました。小説はあまり書けていないのですが、音声作品が一作品完成させられたので、成果は上々というところでしょうか。

そうこうしているうちに1ヶ月が過ぎ、BBコミュニティ10期が始まりました。

10期の活動レポート

10期の目標

本格的にコミュニティが始まる前に3ヶ月間の目標を決めて、自己紹介欄のところにも書きます。

これは強制されるものでもなく、人それぞれなので、目標は何でもOKです。
「楽しく書く」とか「1日1文字でも書く」とかでも、何でも。全然大したことないんだけど……と、心配しなくても大丈夫です。

ちょうど年越しの時期ということもあり、私の目標は2024年の年目標と同じにしました。

🐉10期の目標🐉
書き途中の作品がたくさんあるので、とにかく一作でも多く完結させたい。

当たり前の話なんですが、手元に作品を溜め込んでいるだけじゃ良い結果が出るわけもないし、誰にも読んでもらえないんですよね。

私の場合はクオリティとか結果うんぬんの前に、まずは完結させないと何も始まらないなと思いまして。

今期&2024年の目標は、「一作でも多く完結」を掲げました。

長編にこだわらず、SSでも短編でも何でもいいからとにかく書く!
そして完結させて、応募するなり、投稿するなりする!

そんな感じの目標を決めて、私の10期がスタートしました。

12月まとめ

⛄️12月雑感⛄️
コミュニティ開始月の12月はキックオフ会、交流会などがあり、またコミュニティが始まるんだなぁとワクワクしました。

12月に限ったことではないのですが、参加者のみなさんが「こんなコンテストやってるよ〜」とか色々な情報を共有してくださります。自分の全く知らなかった情報をそこで初めて知ることも多く、とてもありがたいですね。

正直これだけでもコミュニティに参加している価値があるなぁと思ってます(もちろん他のコンテンツでも、価値はめちゃめちゃありまくりなのですが!)

今期はコミュニティで存在を知ったコンテストに2つくらい参加できたので、特に今期は有意義に利用させて頂けたかなと。

あと、編集相談会と小説コラムですね。
これもすごく勉強になるし、気づきを得ることも多いです。編集相談会は、自分がその時悩んでいることや疑問に思っていることを直接編集さんに相談できるのがいいですね。
特に自分自身は質問がない時でも、他の方の質問相談を見ているだけでも勉強になります。
ログも残るので、用事があってリアルタイムで参加できない人でも大丈夫です。

と、ここまではライトプランでも全て活用できますが、スタンダードプランはさらに感想サービスが付いてきます。私は作品にアドバイスがほしいため、いつもスタンダードプランです。

❄️12月進捗報告❄️
12/1 感想サービスに新作男性向け音声作品のプロットを提出しました。こちらは、コミュニティが始まる前にあらかじめ用意しておいたものです。

12/4 提出していた音声プロットのご感想を栞さんから頂きました。

春音優月さん、こんにちは!
今期もどうぞよろしくお願い致します。
『◯◯』プロットを拝見いたしました。
この作品は音声作品として発売予定ということでしたので、それを意識してアドバイスしていきますね☺️

1・逆転のタイミング
まずはこの作品の売りは何かを、カテゴリーから確認してみましょう。
この作品は下記の2つに属していると考えられます。

A・年上のお姉さんから優しく手ほどきされる(女性優位)
B・生意気なギャルを陥落させて従順にさせる(下克上)

ですから最初はビッチのフリをした紗奈から奉仕されて射精するという流れで良いと思います👌✨
Aを主体としつつもB要素を盛り込み、ギャルらしい生意気で煽り気味な口利きを存分に楽しませると良いです。
問題はトラック③の

(中略)

2・Hのボリューム
現在のプロットですと、以下のように3場面となっています。

(中略)

③も浮気を疑っている間と、晴れて両想いになってからに分け、それぞれプレイを用意すると良いです。
浮気を疑っている間は相手を自分に夢中にさせようとしたり、愛してることを訴えようとして紗奈も必死。
自分の愛を得ようと体裁をかなぐり捨ててくる陥落した姿をリスナーは堪能できます。

(中略)

ここで下克上要素を前面に出しておくと、告白してラブラブになったときの落差が大きくなり、よりリスナーの心を揺さぶれるのではないかと思いました。
その上で両想いになってからどちらが優位というのもなく、お互いにお互いを労り合い、尽くし合う形でキスもいっぱいの正常位を描くと、身も心も通じ合ってる感じがもっと出そうだと思いました。

ヒロインがギャルだけど処女というのが最高にギャップがあって魅力的ですよね🥰
強気なビッチのフリと、純情で拙い素顔とを交互にしっかり見せること。
男の立場から見ても、女から攻められている部分と、自分が攻め返す部分とをバランスよく配し、ドラマとしてもプレイとしても起伏を付けて盛り上げることを念頭に置かれるとさらに素晴らしい作品となりますよ。
提案はあくまで一例ですが、参考になりましたら幸いです。
良い作品となりますように☺️🌸

自サークルで制作する予定の成人男性向け作品のプロットです。

R18にかなり寄った内容のため、ブログでは頂いたお言葉を一部伏せましたが、栞さんから温かいご感想を頂きました。

音声作品はいつも栞さんに見て頂いております。(感想サービスは編集さん指名なしでも出せますが、こちらから指名もできます)

どの方にお願いしてもクオリティは保証されていますが、それぞれ得意分野が違っていたり視点が違っていたりするため、希望の方がいれば指名ありで出してもいいかもしれませんね。
急いでいる時やよく分からない人は、指名なしの方がいいかもしれません。

栞さんは作品を構造まで分解してくださって、かなり論理的に見てくださる印象です。

「この作品はこういう構造になっていて、こういう売りがある」
まずは作品を分析して、良さや方向性を理解する。

その上で、コンセプトや期待されているものからズレている部分や足りない部分を指摘する。

作者の私よりも理解度が高いなと思ってしまうぐらいなので、私もご感想を拝読していて、「なるほど……。たしかにこのコンセプトでいくなら、もっとこうした方が良かったのかも……」と自作への理解度が高まり、改善ポイントが明確に見えてきます。

他人の作品ならまだしも、(私は)自分の作品をここまで冷静に分析できないので、客観的なご意見が頂けるのは本当にありがたいです。

作品の売りも明確になったので、改善点は改善しつつ、良いところを伸ばし、より良い音声作品を制作していきたいですね。

12/14 サークル2作品目の音声作品が発売になりました🎉


ちょうど1年前。私が初めてBBコミュニティに入った時、編集の栞さんにプロットを見て頂いた作品となります。

サークルといってもメンバーは私一人しかいませんので、相談できる人もいません。

同人なので、自分一人で自分の好きなように制作するのでもそれはそれで大正義ですが、どなたかに見て頂いてアドバイスを頂きたいなという思いが私の中にはずっとありました。

自分好みの作品を作りたいですが、クオリティは上げたいのです。が、小説はともかく、こういうR18シナリオを見て頂ける場所がなかなか見つけられていませんでした。

そんな折、たまたまBBコミュニティとの出会いがあり、ちょうど手元にあった今作のプロットを提出したのです。

提出したはいいものの、こんな性癖全開のものをお見せしてドン引きされていたらどうしよう、という不安もありました。

しかし、作品の内容についてすごく温かいご感想を頂けて、さらには的確なアドバイスまでくださり、ホッとしたのと同時にとても嬉しい気持ちになったのを今も覚えています。

それから、シナリオの冒頭一万字をまた栞さんに見て頂いて、シナリオを完成させました。
イラストレーターさまと声優さまとデザイナーさまに依頼して、収録データを自分で編集し、ようやく販売までこぎつけました。

色々と(自分の)反省点はあるものの、関わって頂いた素敵クリエイターさまや購入者さまたちには感謝しかありませんし、栞さんがアドバイスをくださったおかげでググッと作品も良くなった気がします。

そして、この作品ですが、販売1ヶ月で300DL突破し、2024年3月現在で400DLを超えています。

300DL超えたら、ひとまず採算ラインはクリア。
私としては1年以内に300DL達成して、のんびり赤字脱出できればセーフかなというくくりです。

まさか1ヶ月で赤字脱却できるとは思っていなかったので、弱小サークルの私としては大成功といってもいいでしょう(成功のハードルが低い)

何より、自分的に満足のいく作品を制作できたのが良かったです。

これからも好きなものを好きなように作っていきたいのですが、いつか1000DLを超える作品を作りたいという野望もありますので、また壁打ちや感想サービスなどでお力をお借りできたらなと思う所存です。

12/20 ちるちるのあらすじコンテスト(BL)に応募しました。

12/21 感想サービスに過去作改稿版青春小説(冒頭一万字)を提出しました。

早め早めに提出していくつもりが遅くなってしまったのですが、ようやく冒頭一万字まで執筆できました。
元の作品は8年ぐらい前に書いたものということもあり、自分の過去の文章と構成が酷すぎて、ほぼ1からまるっと書き直しています。

12/22 創作童話コンテスト(2000字以内)に応募しました。

1月まとめ

🎍1月雑感🎍
年始早々世間では大変な事態となり、何かと落ち着かない日々でしたが、そんな時でも創作は続けていました。集中部屋と仲間たちにたくさん助けられた気がします。

短編とも言えないSSが多いのですが、1月は応募できそうなコンテストを見つける度に書いて、とにかく手当たり次第に応募していました。

良いのか悪いのか分かりませんが、自分でも何に応募したのか忘れているぐらいです。

結果発表の時期を全く気にせず、変にソワソワしなくて済むため、メンタルが安定していたのは良かったことの一つかなと思います。

あと、短編とはいえ一つの作品を完成させられると達成感がありますので、『がんばったな』という気持ちにはなれました。

🐉1月進捗🐉
1/1 百合中編を完結させました。
一年前ぐらいに編集のヒダマルさんにプロットと冒頭一万字を見て頂いていたものです。冬休みに一念発起して、完結まで書きました。

書くのが遅すぎてお恥ずかしい限りなのですが、時間はかかっても、どうにか最後まで書ききれてホッとしています。

この作品は某所に送り、入稿まで終わっていますので、順調にいけば今年中に配信になるのではないかと思われます。

1/5 創作アワードに短文を応募しました。

1/6 12月に冒頭一万字を提出していた青春小説のご感想を高東さんから頂きました。

このたび「ふりむいてよキャプテン」を読ませていただきました。
大変遅くなりましたが、感想をお伝えします。

野球部のキャプテンにお近づきになりたい! と、勢いだけで野球部のマネージャーになった主人公の宮崎あみが、キャプテンだけでなく、小野くんや西川ことにっしーとどのような関係になるのか――特に小野くんへの印象はどう変わるのか? と、続きが楽しみになる冒頭になっていると思います。

確認したいポイントについてお答えしていきます。

・野球描写は人に伝わるように分かりやすく書けているか
作品全体から、野球に詳しくない人でも読みやすい工夫をしているのを感じます。
それは、野球で使われる専門用語を絞りながら、最低限の用語を使っていることや、専門用語は確かに使っていながらも、文字からどういう状態や動き、状況なのかが想像できるものに限っているからだと思います。
今でも十分、読者に野球の様子が伝わる文章になっていると思いますが、もう一歩、工夫として主人公自身が野球について勉強し始めたばかりであることも意識してみると、更にいいかもしれません。
主人公自ら調べ、学ぶというだけでなく、人に教わる、体験してみることで気づくという場面もあるかと思います。
そうして、学んだこと・勉強したことを、練習を見ながら復習するシーンなどを入れることで、読者へルールや用語の説明をすることができます。
更に、これを「人から教わった」なら、教えてくれた人との絡みを描くことになるので、気になっている人、あるいは仲良くなる人とのきっかけとすることもできると思います。
あるいは、観察する人物のプレイスタイルや実力、行動から見える性格なども描けると思います。

・キャラクターの特徴は伝えられているか
これに関しては、主人公を含め、メインとなる登場人物について、特徴をきちんと伝えられていると思います。
主人公について、彼女自身の視点で物語が進みますが、きちんと自身の描写であったり、高校入学時の高校生活への印象・憧れを描くことで等身大の女子高生であることが伝わってきます。
野球部のキャプテンである佐藤先輩や小野くん、にっしーこと西川くんについても、登場するシーンが分けられ、それぞれの特徴や主人公の抱く印象が異なっているため、混乱することなく読み進めることができるようになっています。

・その他改善点
「今日こそ辞めよう辞めようと思いながら毎日を過ごしていた。」とあり、現在の冒頭では「入ってすぐに辞めますとも言い出しずらくて、ずるずると今日まできちゃった。」と、辞めずに辞められない理由が書かれていますが、もう少し書いてみてもいいかもしれないと思いました。
現在の冒頭では「お近づきになりたい」と思った先輩には彼女がいるし、野球部のマネージャーはなかなかにハードであることが分かります。しかも、それを一人でこなしているので、更に辛いものがあると思います。
その中でも主人公が辞めないのは、彼女があくまでも等身大の女子高生なので、人並みに良心や罪悪感があるからだと思います。
しかし、それだけじゃない、何か言い出せない理由や辞めない理由があると、現状への説得力と主人公の性格や考えをも表現できるのではないでしょうか。
例えば「先輩を諦めきれていない」や「彼女がいるのは分かってるけど、誰よりも近くで応援したいから」、あるいは現代で言う推しのようなニュアンスを主人公に持たせ、先輩を理由にしてみることで、タイトルとの繋がりを作るのも一つかもしれません。
他に、退部届はバックに入っているけれど、邪魔が入っていつもタイミングを逃しており、辞めるタイミングをずっと伺っている――といった、主人公の等身大の女子高生というだけでなく、少し不運要素があることも伝えることもできます。
辞めるに辞められない理由に少し踏み込んだ形で書くことで、理由に説得力を持たせるだけでなく、主人公について、一歩踏み込んだ人物像やキャラクター性も表現できると思います。

1万字という冒頭に登場するには、登場人物の数としては多い人数が登場しますが、それぞれ特徴がきちんとあり、混乱することなく描かれていると思います。
その中でも、これから彼らとの関係がどのように変化していくのか、楽しみにさせるものになっており、素敵な冒頭だと思います。
改稿された作品の一部を読ませていただいたにすぎませんが、今回の感想が作品をより良くする参考になれば幸いです。執筆の方、応援しております。

前期で今作のプロットを見て頂いた高東さんに引き続きお願いしました。

どこまで書けばいいのか迷いながらもこだわって書いた野球の描写、自分が大事にしていたキャラクターの個性も伝わっているとおっしゃって頂けて、とても嬉しかったです。

この作品ではないのですが、前期の壁打ちで天岸さんに別の青春小説の改稿相談に乗って頂いた際、ストーリーと野球シーンの割合についても相談させて頂きました。
その時は「恋愛や人間関係を中心に描きたいなら、メインキャラクターの良さ(など)を伝える野球描写に絞ったほうがいい」とアドバイス頂いて、とても納得しました。

野球部を舞台にした話ではあるものの、私は恋愛や人間関係を中心に描きたいと考えていましたし、野球にそこまで詳しくない青春恋愛が好きな方にも読んで頂きたいと考えています。

目指すところとしては、「メジャー」というより、「タッチ」の少女漫画版みたいな感じでしょうか。

改稿前の作品は、30万字を超えています。
長くても内容がしっかりしていればいいのですが、無駄にダラダラと試合描写が続いてしまい、肝心の恋愛パートに入るのが遅いところがネックかなと自分でも元々思っていました。

壁打ちで天岸さんに色々お話伺って、「やっぱりそうだよな」と自分でも納得し、今作では不必要(だと思われる)な描写をばっさりカットしています。

メインキャラクターの特徴を伝えられるように描写を加筆し、早めに恋愛パートに入れるように展開も調整しました。

主人公のキャラクター性についての高東さんからのご指摘には、なるほどと思いました。
主人公の理解度に合わせた野球描写、心情も加筆することで、さらに主人公のキャラクター性が伝わりやすくなるのかもしれません。

一人称にしても三人称にしても、小説は主人公の視点で追っていくので、主人公のキャラクター性はとても大事ですね。
今後はその辺りも気をつけて書いていきたいです。

ものすごく長い話なので時間はかかると思いますが、改稿前よりも良い作品に仕上げられるようにがんばっていきたいと思います。

1/7 新作恋愛短編完結、冒頭一万字感想サービスに提出しました。
この作品は年末から少しずつ書いていたものです。14000字ぐらい。

1/11 140字コンテストに応募しました。

1/17 BBの短編イベントに参加しました。
コミュニティでは、お題を決めて、1000字以内で小説を書くというイベントが時々行われます(参加は自由)

今期は年末ぐらいから『神様が死んだ日』というテーマで短編イベントが始まっていたわけですが、テーマは同じでもみなさんそれぞれに個性があって、読むのも楽しいです。
たった1000字なのに、色々な解釈や世界観があってすごいなぁ……といつも思ってます。

せっかくなので、私も一つ書いてみました。

『よっちゃんの神様はもういない』

「よっちゃん、ちょっとツマミ買ってきて」

今日もお酒をいっぱい飲んで、お顔を真っ赤にしたよっちゃんのママは、よっちゃんの手に千円札を握らせました。

「でもね、夜は子どもだけでお外に出たらダメだって先生が……」

よっちゃんは、おずおずと口を開きました。
だって、お外は、もう真っ暗です。

「アンタは、ママの言う通りにしてたらいいの」

ママはどこを見ているのか分からない目で、よっちゃんに言いました。

「う、うん、わかった」

よっちゃんは、コクリと頷きました。

学校の先生よりも、ママの言うことが正しいんだとよっちゃんは知っています。

ママが言うには、よっちゃんはとってもグズでノロマなので、ママの言うことにしたがっていればいいらしいのです。

ママは、よっちゃんにとって神様のような存在でした。

けれど、そんなよっちゃんのママがある日、死んでしまいました。

まだ小学一年生のよっちゃんには難しくて理解できませんでしたが、お酒を飲んだ後に吐いたものでのどを詰まらせてしまった、ということです。

神様《ママ》が箱の中に寝かせられ、黒いお洋服を着た人たちがよっちゃんのお家にいっぱい来ました。

「よっちゃん、行こうか」

黒いお洋服を着た人たちが帰って行った後、ママと同じ年ぐらいの女の人がよっちゃんの手を握りました。この女の人はママの妹で、よっちゃんも何度か会ったことがあります。

これからおばさんのお家に行くみたいです。

「よっちゃんは、今夜何が食べたい?」
「えっと」

よっちゃんは答えられません。
食べたいものを聞かれたことなんて、これまで一度もなかったのです。

「何でも好きなものでいいんだよ。今日から、おばさんたちがよっちゃんの家族になるんだから」
「つぎは、おばさんがよっちゃんの神様《ママ》になってくれるの?」

少し考えてから、おばさんは言いました。

「おばさんは、よっちゃんの神様《ママ》にはなれないよ。でもね、よっちゃんのやりたいことを世界で一番応援するおばさんになりたいな」

おばさんは、よっちゃんの手をぎゅっと握りました。

そう言われても、よっちゃんにはやりたいことも好きなこともありません。何でも決めてくれる神様がいなければ、どうしたらいいのか分からないのです。

よっちゃんは、心細い気持ちになりました。

だけど、おばさんの手はとても温かいと感じました。よっちゃんの神様《ママ》の手は、冷たかったのに。

(文字数:999字)

本当はもう少し書きたいこともあったのですが、字数の問題で書けませんでした。
かなり描写をはしょったため、私の書きたかったことが伝わっているのだろうかと心配もしつつ、ひとまずは制限文字数内におさめられました。

1000字だと世界観と状況を伝えるだけでも一苦労なので、この中でストーリーの起承転結を作るのは大変ですね。
良い修行になります。

🐹1月に冒頭一万字を提出していた新作恋愛短編のご感想をさゆさんから頂きました。

春音優月様、ご執筆お疲れ様でございます!
今作のフィードバックを担当させていただきます、さゆと申します。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが『強面魔王子様は幼馴染婚した小動物系令嬢を溺愛しています』冒頭一万字を拝読させていただきました。
純粋で心の優しいユシェルと彼女を愛しているものの愛情表現が分かりにくい魔族の王子ラオニールの幼馴染婚ということで、読者をドキドキさせられる要素が詰まった物語でした。ラオニールに嫌われていると思い込んでいるユシェルが本当は彼に愛されていることを知るところでちょうど一万字となっており、ラストに向かうタイミングで適切な展開を作れていると感じます。この後ユシェルの誤解も解けて二人が心身ともに愛し合う夫婦になることが想像できますので、溺愛ハッピーエンドの異世界恋愛作品を求める読者の期待を裏切らないストーリー構成です。主人公のユシェルは健気で愛らしく、読者の好感度もバッチリ掴みそうですね!ラオニールは魔族の王子ということでユシェルの可憐な見た目と対局に設定されたことで対比が生まれていますし、ビジュアルがそのまま二人の関係性を分かりやすく表現できているため読者がシーンを想像する際のお楽しみ要素になりそうです。
今回はノベルバの「異世界恋愛小説短編コンテスト」に応募予定とのことですので、より受賞に近づくために作品のブラッシュアップのご参考にしていただければと存じます。

◆「異類婚姻譚」というテーマに寄せる
今回の公募では「令嬢たちの異類婚姻譚」というかなり明確なテーマ設定がなされているため、このテーマにがっちり寄せたキャラクター設定やエピソードを入れておくと主催者のニーズに応えられ作品が目に留まりやすくなります。
今作ではラオニールが魔族ですので与えられたテーマに沿ったキャラクター設定になっています。今作をさらに良くするのであれば、より魔族ならではのエピソードが用意できると今以上にテーマが鮮明になるでしょう。
ラオニールは寡黙で恋愛に対して不器用(彼の愛情表現がユシェルに伝わっていない)な男性として描かれていますが、現状だとラオニールが人間でも通じてしまうエピソードとなっているのが非常にもったいなく感じました。例えばですが、力の強い魔族と違って人間は壊れやすいと思い込んでいて自分がユシェルに触ると潰れてしまうのではとオロオロしているとか、無表情だけど嬉しいと背中の翼がピクリと動いてしまうとか、普段は誰にも触らせない弱点の頭の角を自由に触らせてくれるですとか。これらはあくまで一例ですが、ラオニールの行動、言葉、態度に魔族らしい要素を追加したり、人間のユシェルと価値観や生活様式の違いから認識がずれてしまうといったような「魔族と人間の異類婚姻譚」ならではの展開を用意するなどして読者をドキドキ、キュンキュンさせることを意識されるといいでしょう。

◆コミカライズ向きか
コミカライズに向いているかどうかというご質問ですが、問題なくコミカライズに向いている作品になっていると感じます。ユシェルとラオニールは可愛い小動物系と魔族という対極のビジュアル設定になっていて画にした際に映えますし、場面もユシェルの実家、ラオニールの家の新しい部屋、舞踏会といった形で転換していくためコミカライズの際にシーンが単調になることもないでしょう。
もし春音様の中でよりコミカライズを意識したいということでしたら、登場人物のセリフを長くしすぎない、盛り上がりのシーンでは意識して心情描写を厚くして他シーンとのメリハリをつけたり印象的なセリフを言わせる、といった辺りを意識されるといいと思います。
また、おそらくこの後でラオニールが愛の告白をするシーンがあるかと思いますので、その場面ではどうしてラオニールはユシェルを愛しているのか、彼がユシェルを愛するに至った何かしらの決定的な瞬間はいつか、といったところをドラマチックに書いておくと小説版はもちろんコミックスでも一番の盛り上がりポイントになります。物語のラストに読者に感動を与えることで読後の満足感が格段に上がりますので、ぜひ意識して書かれてみてください。

ユシェルに勘違いされっぱなしのラオニールを思わず応援してしまいたくなる冒頭一万字でした!良い結果につながるますよう、心から応援しております!

さゆさんはたしか前期の終盤頃?に就任された新人アドバイザーさんだったような気がしますが、私がさゆさんからご感想を頂くのは今回が初めてでした。

実は令嬢ものを書くのは今作が初で、異世界もの自体もほとんど書いたことがありません。
キャラクターや設定自体はお気に入りであるものの、書けば書くほど「これ面白いのか?」病が酷くなっていきました。

完全に自信も自作の売りも見失っていましたが、まずはご感想頂いてから考えようと自分を奮い立たせ、どうにか書き上げました。

そういった状況だったので、さゆさんにたくさんほめて頂けて、とても嬉しかったです。
そういう良いところがあったんだ、と客観視でき、自信に繋がりました。

ご指摘頂いた『(ヒーローが)人間でも通じてしまうエピソードとなっているのが非常にもったいない』は本当におっしゃる通りですね。
異類婚姻譚をテーマにしているのに、肝心の異種族らしさを出せていないのは残念な感じです。

ご指摘頂けると「そうだよね」と納得できるのですが、書いている時は全く気がついていなかったので、こうしてご指摘頂けるのはありがたいなと感じました。

ごく当たり前のことでも、意外と見落としてしまうんですよね。

ご指摘頂いた魔族らしさの加筆とセリフを調整しつつ、改稿しました。

迷子状態になっていた作品の良い点、改善点を明確にして頂き、自分としても納得のいく作品に仕上げられたと思います。

1/21 短編文学賞(1000字程度)に応募しました。

1/22 言葉アートプロジェクト(30字)に応募しました。

1/26 エピソードコンテスト(1000字程度)に応募しました。

🍫Xのバレンタイン企画に応募しました。

1/27 BBコミュニティのオタペン社長×DKさん主催のレベルアップ講座7弾を受講しました。
大体毎月一回開催されていて、コミュニティ参加者は半額で受講することができます。
毎回ではないのですが、私もちょくちょく参加してます。

7弾のテーマは『小説に求められるリアリティの本質』でした。

「リアル」と「リアリティ」では違うんですよね。ぼやっと理解はしていても、改めて基礎からの知識や実践例もご提示頂けて、自分の中での理解度が深まった気がします。
いつも基礎→実践という流れで講座が進むので、頭に入ってきやすいです。

1/30 オリジナル二義文募集に応募しました。

1/31 新作BL短編完結、冒頭一万字の感想サービスに提出しました。大体11000字ぐらいです。

この作品は、とても苦戦しながら書いていました。

ストーリーが中々定まらずにプロットを作り直したり、しまいには題材ごと途中で変えたり。
ブレにブレまくった結果、提出が月終わりギリギリになってしまいました。

全然余裕を持って行動できていないのですが、期日に間に合ったのでヨシとします。

2月まとめ

🧸2月雑感🧸
いよいよコミュニティ最後の月となり、感想提出〆切に向けて慌ただしくなりました。
月2本の枠は変わりませんが、10万字枠をギリギリまで残している人は大変ですね(私のことです)

もうすぐコミュニティが終わっちゃうんだと思うと一抹の寂しさも覚えつつ、最後まで走り抜けられるよう努力しました。

TLBLを担当されている編集さんたちが中心になって行われた雑談会(?)みたいなものを楽しかったです。
だんだんアドバイザーさんも増えてきて、にぎやかになってきて良いですね。
直接は感想を担当頂いていない方でも、こうした交流会を通して人となりが徐々に分かってきますので、次回の参考にもなる気がします。

🐻‍❄️2月進捗🐻‍❄️
2/7 新作短編をサイトに投稿しました。


さゆさんにフィードバックを頂いていた新作恋愛短編を改稿し、サイトに投稿しました。

2/9 原作に採用して頂いたBL動画が公開になりました。


大変ありがたいことに原作として採用して頂き、水面下で制作に携わせていた動画がカタチになりました。

昨年は、公募もコンテストもほとんど応募できずじまい。年末になり、ようやく「これじゃ結果が出るわけないな。とにかく土俵に立とう。行動しよう」と思い立ちました。

ヤケクソになって……じゃなかった、やれるだけのことをやろうとして、色々なところに応募してみたのです。

その中の一つが良い結果に繋がりました。

これまで創作を続けてきたなかで、大変光栄なことに何度か賞も頂いておりますし、数社から商業作品を出して頂いた経験などもあります。
ただ私は書く作品全てが評価される人間ではないですし、コンテストや何かの募集に応募しても、大抵は撃沈しています。

たとえ撃沈する可能性が高いとしても、そもそも行動しなければ結果が出る以前の問題。

応募しなければ採用確率ゼロですが、応募さえしていたら、もしかしたら担当の方がうっかり血迷って(?)私の作品を選んでくれるかもしれません。

己の内側に溜め込んでいるだけじゃ何も変わらないので、これからもひたすら数を打っていこうと思いました。引き続きがんばります。

昨年は色々あって創作不調でしたが、後半にどうにか盛り返せたのはコミュニティでがんばる気持ちをたくさん頂いたからです。いつもありがとうございます。

2/13 新作恋愛短編完結、冒頭一万字の感想サービスに提出しました。2月から書き始めたもので、8000字程度です。

2/15 1月に提出していた新作BL短編のご感想をさゆさんから頂きました。

春音優月様、ご執筆お疲れ様でございます!
早速ですが『夢では溺愛騎士、現実ではただのクラスメイト』冒頭一万字を拝読させていただきました。
今回は「集英社少女・女性向けコミック全レーベル合同マンガ原作賞」にエントリー予定とのことですが、ともすれば単調なシーンになりがちな高校生の恋愛模様に前世での激しい恋愛模様が混ざることでダイナミックな場面転換と感情の揺れをマンガで表現できそうですね!
毎度見る夢での自分の恋人が現世での片思いの相手とそっくりで困惑する主人公・藤村の心情は、読者の共感を得られそうです。前世から引き継がれた運命の相手との恋愛を描いているところも純愛との親和性が高く、読後の満足度も期待できるでしょう。
それでは頂戴したご質問にお答えする形でフィードバックをさせていただきます。

◆レーベルの求める方向性とマッチしているか
ご質問内容から「君恋」をターゲットにされていらっしゃるのかなと想像しております。今作は夢の中での前世の恋と現世の恋の両軸で展開しており、大きな個性になっていますね。前世での異世界ファンタジー風のシーンが挟まることで、現世の恋もよりドラマチックかつ運命的な演出が可能になっています。前世で誓いあった二人の恋ということで「君恋」が求める純愛にもマッチしていると思います!

◆現代の二人のエピソードを分厚くする
前述した通り、今作はレーベルの求める純愛BL作品にマッチしたストーリー構成になっています。作品をさらにブラッシュアップするのであれば現世での二人のエピソードを少し足しておくとより受賞に近づくことができるように思います。
現世での藤村と大谷が直接交流しているシーンは、教室で挨拶を交わす、回ってきたプリントを受け取る、駅のベンチで大谷の傷に絆創膏を貼る、放課後に待ち合わせをする。の4点です(過去の痴漢撃退のエピソードを入れると5点)。藤村は冒頭から大谷のことが好きな状態で物語がスタートしますので、藤村がどうして大谷に惹かれているのか、大谷の魅力はどこかというところをエピソードで読者に示しておくとラストがより一層盛り上がるでしょう。具体的には上記のシーンで二人の会話量を増やして大谷に惹かれる藤谷の心情を読者に伝えたり、藤村が大谷に惹かれる理由になりそうなエピソードを追加して彼の魅力を盛り込めると大谷の魅力が読者に伝わりますし、藤村の恋により説得力が増していきます。

前世のからの繋がりを持った運命の恋、ということで純愛にふさわしい作品になっていると思います。コンテストで良い結果に繋がりますよう、心から応援しております!

こちらの作品もさゆさんにご担当頂きました。

さゆさんはいつもたくさんほめてくださるので、すごく嬉しい気持ちになります。

この作品はふと思いついた設定を採用して書いていたのですが、「なんか地味というか、イマイチ盛り上がりに書けるような気がする」と悩んでいました。

優月
優月
設定が問題なのかな。
でも、設定はそんなに悪くない気もするんだけど……
なんとなく物足りないのに、どこが悪いのかも分からない状態だったものの、さゆさんから「現代の二人のエピソードを分厚くする」とご指摘頂いて、めちゃめちゃしっくりきました。

そこが足りなかったのか、と。

キャラクターの性格と関係性の問題で、現代パートではあまりぐっと距離を近づけられないというのもありました。ただそれにしても、やっぱりこれじゃ現代での絡みが少ない気がします。

自分なりに色々考えて、キャラクターの性格と関係性が変わらない範囲内で、現代パートを少し加筆改稿してみました。

そうしたら、改稿前よりもぐぐっと良くなったように感じ、今作も納得のいくものに仕上げることができました。

今期はさゆさんからご感想頂く機会が多かったのですが、底に落ちていた自信と自作の良さを引き上げることができたのもさゆさんのおかげです。ありがとうございました。

2/16 新作ラブコメ短編完結、冒頭一万字の感想サービスに提出しました。こちらも2月から書き始めたもので、9000字程度です。

2/20 新作TSF中編を予定文字数の半分ほど書き、十万字枠の感想サービスに提出しました。2万5000字ぐらい。

本当は12月に冒頭一万字を見て頂いた『ふりむいてよキャプテン』を十万字まで書き進め、提出しようと考えていました。
ですが、あれから1文字も手をつけられていないのにも関わらず、気がついたら感想サービスの提出〆切まであと5日という大失態。

どう考えても5日で9万字も書ける気がしなかったので、ひとまずキャプテンはまた次回以降に回すことにして、他の作品の提出を検討し始めました。

しかし、あと5日で何ができるのか。
過去作長編? 途中書きの中編を書き進める?
新作短編を一つ書く?
もしくは、10万字枠は今回は見送るか。

ここまでで参加費用の元は取りすぎているほど取っているので、十万字枠提出しなかったとしても、そこまでもったいないとは感じていません。

でも、せっかくなので、やっぱり何かは提出したい。しかし、何を出すべきか。

優月
優月
うーん……うーん……

そうこう悩んでいる間に、提出〆切まであと3日を切りました。

このままでは、悩んでいるうちに〆切日がきてしまう。
仕事はいったん20日以降に回すことにして、家のこと以外の時間は自分の創作に全振りするにしても、3日で間に合うのか?
そもそも何を提出するのかをまず決めなくては。

優月
優月
優月はとても焦っていました
この時点では完結は諦めていましたが、とにかく途中まででも書こう!とようやく決めました。
ちょうど工ロを書きたい気分だったので、何年も前から温めていたネタ(温めすぎて発酵している)を使い、書き始めます。

プロット、あらすじ、キャラクター設定表作成。本文25000字執筆。

全ては自分の無計画さが招いた自業自得案件ですが、本当に時間がなくて、未完成そのものでした。

優月
優月
しかも、思いのほか優月の性癖全開になってしまい、こんなものを読んでもらうのも申し訳ないし、直前になって急に恥ずかしさが込み上げてきて……
いや、自分的にはめちゃめちゃ好みど真ん中の話で、ノリノリで楽しく書いたんです。
ただ「これ好きなの私だけなんだろうな」とか、色々心配になってしまって。

こんなものをお見せして編集さんに呆れられないか心配ではあるものの、きっと温かく受け止めてくださるだろうと自分を納得させ、提出してきました。提出〆切の15分前に。

ハルちゃん
ハルちゃん
ギリギリだね

急いで書いてしまったので本文は全体的に書き直さないといけないのですが、ようやく1万字以上の長いお話(?)が書けたため、少しホッとしました。今期は短編ばかり書いていましたので、中編長編が書けるのか心配していたのです。

なにはともあれ、これで今期の感想サービスの枠を全制覇しました。

2/22 新作男性向け音声作品のプロット、あらすじ、キャラクター表を作成しました。

2/23 新作BL短編を改稿、サイトに改稿しました。


少し前にさゆさんからフィードバックを頂いていた新作BL短編を改稿し、サイトに投稿しました。

2/24 小説レベルアップ講座第8回を受講
今回は榊一郎先生とオタペン社長が講師で、『良い文章と悪い文章とは?』というテーマでした。

私は一応仕事で文章書いてるくせに文章が下手くそなので、本当に困ったものなんですが、文章も難しいですよね……。
小説の地の文、シナリオ、普通の文章でも書き方が全然変わりますし。

最低限意味は伝わるようにを心がけてはいるものの、どういうのが上手い文章なのかはしゅっちゅう分からなくなっていました。

そんなわけで、今回はぜひ受講しなくては!と早々に申し込みましたよ。

実際に受講してみて、想像以上に良かったです。

たとえがめちゃめちゃ分かりやすいので、すっと頭に入ってきました。
そういう風に言葉を選べば良かったのか……なるほど……と終始頷きっぱなしで、値段以上の価値ありまくりのひとときでした。
本当に勉強になりましたね。

次回の講座のテーマが何になるのかも楽しみですね。

2/27 男性向け音声シナリオの初稿が上がりました。

2/28 Xの大喜利に参加しました。

2/29 BL音声シナリオの初稿が上がりました。

◇解散会
2月最終日、解散会がありました。

3ヶ月間の振り返りをしつつ、運営さんや参加者のみんなで別れを惜しむ会となっております。
24時ぴったりに解散会が終わり、Discordの書き込みも禁止となります。

そして、もれなく虚無が待っています……。
大体毎日Discordをのぞいていたので、つい癖で見に行ってしまうんですよね。
もちろん見に行っても誰もいないし、新規書き込みもゼロのため、余計に虚しくなるという。

10期まとめ

10期雑感

モチベーションは高い時もあれば低い時もありましたが、今期は大きくメンタルが落ち込むこともなく、自分としては良いペースで創作活動をできたんじゃないかな、と思います。

集中部屋で共にがんばる仲間たち、そして感想サービスにとても助けられました。

「なんか今日やる気ないな〜」って時も、集中部屋でがんばっている人たちに励まされ、「まずは1000字だけでもがんばってみるか」という気持ちになれました。

「これ、面白いのか?」
「イマイチな気がする……」
「私ぐらいしか需要ないんだろうな」
書けば書くほどに自信喪失していく持病を相変わらず患っていますが、「感想サービスに出して感想をもらう」を目標にどうにか自分を奮い立たせ、新作短編を何本か完結させることができました。

本気でイマイチな時と自分が思っているよりも案外面白い時があるので、外側(しかもプロ!)からのご意見を頂けるのってありがたいなと思います。
自分だけでうんうん悩んでいても、何も解決しない時も多々ありますので。

今期はたぶん今までで一番がんばれた期なんじゃないかな、と思ってます。

私一人ではここまでがんばれなかったと思うので、本当にコミュニティの存在にたくさん支えられました。ありがとうございます!

10期の進捗報告


①(自サークル)男性向け音声作品発売
② (原作担当の)BL動画公開
③百合中編1作完結(入稿済み)
④新作短編4作完結(うち2作応募済み)
⑤公募用SS12本完結(応募済み)
⑥音声シナリオ2本初稿完了
⑦新作音声プロット1本作成
⑧BB短編イベント1作執筆
⑨青春小説1万字執筆
⑩新作TSF小説2万5000字執筆

3ヶ月間の進捗は、上記のような感じでした。
その他、おかげさまで仕事の納期も無事に全て守ることができました。

ほとんど短編ばかり書いてましたが、けっこうがんばれたのではないでしょうか。
たくさん創作できて、とても充実した3ヶ月間でした。

ちなみにまだ応募していない短編2作は感想待ち中です。ご感想を頂き次第改稿して、3月中に応募する予定です。
あと3月中にやりたいことは、初稿を上げた音声シナリオ2作の改稿して、声優さまへ依頼する。途中で力尽きたTSF小説の初稿を上げる。それから、確定申告ですね。

10期が終わって

10期が終わり、11期の開催がお知らせされました。一度でも参加したことがある人向けに先行募集が始まったので、翌日には早速申し込みました。感想付きのスタンダードプランで!

来期の目標も、今期と同じく「途中書きの作品を一つでも多く完結させる」に設定しておきました。

何かに応募して良い結果が出たら、もちろん嬉しいです。ただ私の場合はそれ以前の問題で、まずは溜め込み癖を直さなければいけません。

作品を完結させないと土俵にも立てないので、溜め込んでいる作品を引き続き消化していくのを目標にがんばっていきたいなと思います。

そして、来期はもう少し余裕を持って提出していきたいですね。

とは言いつつ、また〆切ギリギリになるんだろうなぁという気もしますが……(笑)

とにかくがんばっていきたいと思います!
11期も楽しみです♡

まとめ

BB小説家コミュニティ第10期の活動レポートでした。

2月の感想サービスに提出した3作のご感想はたぶん3月中に頂けると思いますので、そちらはまた次回の活動レポートに掲載させて頂こうと思います。

優月
優月
10期に参加された方は、おつかれさまでした。そして、ありがとうございます。
11期に参加される方は、よろしくお願いいたします。

創作活動, 創作について

Posted by 春音優月