【自作小説紹介】エブリスタ投稿作『それでも、彼は確かに英雄だった』

こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。

またエブリスタに短編を投稿したので、ブログでも作品紹介をさせて頂きたいと思います。

小説情報

小説のリンク先は、小説投稿サイトエブリスタ です。

『それでも、彼は確かに英雄だった』
【英雄】【友情】【ハッピーエンドのその後】
2020.03.18
腐敗した組織を倒し、英雄と呼ばれた男のその後を描いたお話。

小説紹介

三行から参加できる超・妄想コンテスト第122弾「それからの日々」参加作品。

地球のどこかにある(かもしれない)小さな国を舞台にしてみました。

「勇者は魔王を倒し、世界は平和になりました。めでたしめでたし」だけでは終われない、ハッピーエンドのその後を描いています。

あとがきのようなもの

優月はハッピーエンド至上主義なので、基本的にハッピーエンドが好きですし、自分で描くお話もハッピーエンドばかりです。

でも、物語は「めでたしめでたし」で終わっても、現実はまだまだ続いていきますよね。
ハッピーエンドのその後のお話を妄想したりすることもあるので、今回の「それからの日々」というテーマを見た時に「面白そう!書きたい」って気持ちがすぐに湧いてきました。

人によっては悲しいラストだと感じられるかもしれませんが、私としては今作もハッピーエンドのつもりです。

辛いことがたくさんあって、上手くいかないことばかりでも、最期の瞬間に「ああ、幸せな人生だったな」って終われたら、それはすごく幸せなことなんじゃないかな……。

裏話

実はですね、今回の作品は以前自分がテレビか何かで目にした情報が元となっています。

私が目にしたのは、「アフリカかどこかの小さな国で、民衆を苦しめた腐敗政府を倒したリーダーが王(?)の座についた。しかし、そのリーダーは、前政府よりも民衆を苦しめ、悪政を敷くようになってしまう」というものでした。

自分も弱い立場から革命を起こした人で、民衆の気持ちがよく分かっているはずなのにそうなっちゃうんだ……とその時は衝撃を受けました。

でも後からよく考えたんですが、指導者っていうのはたぶん誰がなっても辛いし、難しいですよね。

程度の差こそあれ、時代やところが変わってもいつも強い者は弱い者を虐げていて、人間は結局同じことを繰り返しているような気もしますし……。

金や名誉は人を変えてしまうと言いますし、トップに立ったことで、虐げられていた頃の気持ちを忘れてしまったのかもしれません。変わってしまったのかもしれません。

ただ、その人(たち)の心の内は私には分かりませんが、それが一瞬だったとしても世の中を変えたいと思った気持ちは嘘ではなかったんじゃないかな、そうだといいなと思って今作を書きました。

まとめ

ご興味を持ってくださった方は、ぜひよろしくお願いいたします。
『それでも、彼は確かに英雄だった』

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