【創作】特化型と雑多型のどちらがいいの?
こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。
私は趣味でオリジナルの小説を書いていますが、スキマとココナラでお金を頂いてお仕事としての小説執筆もしています。
趣味で書くだけなら、自分の好きなものを好きなように書いたらいいと思いますが、お仕事として受けさせて頂く時はどんな方向性でいくのか悩む時があります。
色々悩むことはありますが、今回の記事では、特化型(特定のジャンルに絞る)と雑多型(幅広いジャンルを取り扱う)のどちらのスタイルのライターがより多くのご依頼を頂けるか(または自分がお仕事をしやすいか)にテーマを絞って書いていこうと思います。クリエイター系のお仕事や創作のスタイルに悩まれている方は、参考までに見ていってくださると嬉しく思います。
特化型と雑多型の違い
特化型のメリット・デメリット
特化型は、特定のジャンルに絞ることですね。
ブログだったら、美容ブログなら美容の記事を中心に書いていく。
小説だったら、BLならBLだけ、オフィスラブならオフィスで絞って書いていく。
というような感じでしょうか。
メリットとしては、興味のある方が見てくださっていると思うので、リピーターが生まれやすいということはあると思います。
デメリットとしては、どうしても入り口が狭まるので顧客を増やしにくいということでしょうか。
雑多型のメリット・デメリット
雑多型は、ジャンルを絞らずに幅広くいくつかのジャンルを取り扱うことですね。
ブログだったら、ゲームのレビューも手芸のことも映画感想も色々書く。
小説だったら、BLもNLも青春系も甘い恋愛ものも幅広く書く。
というような感じでしょうか。
メリットとしては、入り口が広いのでそれだけ色々な方の目につきやすいということです。
デメリットとしては、ひとつの分野に興味のある方がそれ以外の分野にも興味があるとは限らない(たとえば、BL好きでも、NLは好きではないかもしれません)ことです。この人は何が得意な人なんだろうか?ということが分かりにくかったり、どっちつかずな印象を与えることがあるかもしれません。
結局どっちがいいの?
今の私のスタイルとしては、ブログも小説も「雑多型」に近いと思います。
ブログは興味のあることを何でも書いていくスタイルですし、小説のお仕事は基本は何でも書きますね。BL/NL/GL/TSF、小説のジャンル、全年齢/大人向け問わずお受けしています。
ただ、過度なグロ(どうしても自分が苦手なので)、政治/宗教系/版権ものなど後々トラブルの要因になりそうなもの、それから専門的な知識を要するもの(推理や本格歴史系など)は対応させて頂くのが難しいのでお断りしていますね……。
それ以外はほとんど何でもお受けしているので、雑多型だと思います。
結局どちらのスタイルがよりたくさんの依頼を頂けるかですが、あくまで私見ですが「雑多型」の方なのではないでしょうか。
ブログで稼ぐとなると、また少し違ってくると思いますが、小説執筆に絞った場合は雑多型の方が有利だと思います。
そもそも、幅は広ければ広いに越したことはないだろう、と思っていました。
しかし、何でも書きます!という人はゴールが見えにくいので依頼しにくい、という意見を色々なブログなどでお見かけして、なるほどなぁと思ったんですね。
イラストにしても文章にしても、特化していたら「この人はこういう傾向のものを書く人」とゴール(完成品)が分かりやすいので、そういったものを求めている方にダイレクトで依頼して頂けるというのはあると思います。逆に色々書いている人って、どんなものが出来上がるか見えにくい…..と思われてしまうこともあるかもしれません。
BLもNLも両方書く作家が苦手な方もいらっしゃると聞いたこともありますし……。どっちつかずな印象を受けるからでしょうか。
何かのジャンルに特化していたら、入り口は狭まるかもしれませんが、リピーターさえ掴めば、稼ぐという点では雑多型とそんなに変わらないかもしれません。
ただ、「たくさん依頼を頂く」という視点だけに絞ると、やはり私は雑多型の方が多くお仕事を頂けるのではないかと思います。
私の場合ですが、今までNLもBLもTSFもGLも全て依頼を受けて書かせて頂いてますし、全年齢向けも大人向けも書かせて頂いてます。もし、BLしか書きませんというスタイルだったら、他のご依頼をして頂くことはなかったわけですね。他の方の実績などを拝見しても、色々なジャンルが対応可能な方が実績が多いみたいなので、執筆のお仕事でたくさんの依頼を頂けるのはやはり雑多型かと思います。
ちなみに小説投稿サイトに投稿する場合は、特化型の方がたくさんの方に見てもらえる気がします。そもそもサイト自体が何かのジャンルに人気が集中していることが多いので……。
小説投稿サイトは、サイトごとに人気ジャンルがある印象ですが、ココナラやスキマなどのクラウドソーシングサイトでの依頼者様は色々な要望をもった方がいらっしゃるので、あえて絞らなくても良さそうです。
しかし、無理して色々なジャンルを書かないといけないというわけでもないので、自分のやりやすいスタイルでやるのが一番なのではないかと思います。
私は、今のところたくさんご依頼も頂いてますし、自分のスキルアップのためにも色々なご依頼をお受けしたいと思うので、このまま雑多型でいこうと思います。普段は自分が書かないジャンルも挑戦できるので、自分のスキルアップにも繋がるのがこういったお仕事の良いところですよね。
まとめ
結局は、自分が色々なことに挑戦したいか、好きなことに絞っていきたいか、どちらのスタイルでやっていきたいかだと思います。稼ぐことに集中したいのか、スキルアップなど他の目的もあるのか、何を目的としてお仕事しているのかも重要ですね。
可愛いものと猫と創作が大好きな物書き。
執筆ジャンルは、恋愛(TL/BL/GL/TSF)、ファンタジー、青春、ヒューマンドラマ、など雑多。年下ヒーローと年下攻めを特に好みます。
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