【個人取引】依頼の効率化のススメ
こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。
当ブログの可愛いマスコットキャラクターたちは、ココナラでそれぞれ別のクリエイターさまに依頼して描いてもらいました。それ以外もブログのヘッダー、アイコン、ロゴ等ブログ周りや小説の挿絵などもココナラやスキマで個人のクリエイター様に依頼させて頂いております。
ちなみに依頼側だけでなく、出品側もやってます私が出品を始めた経緯はこちらから
自分が出来ないことは他の方に気軽に依頼できて、逆に自分のスキルを生かすことでお金が稼げたり、経験を積むことができる。
個人取引最高!と言いたいところなんですが、もちろん良いことばかりではありません。当ブログでも個人取引間のトラブルや注意点を今までいくつか記事にさせて頂きました。
良い点も悪い点もある個人間でのお取り引き。
どうすれば、トラブルをなるべく減らせるんだろう?
どうすれば、双方気持ち良くお取引きすることができるんだろう?
どれだけ経験を積んでもトラブルに遭うことを確実に避けることはできませんが、ただ大きなトラブルになる確率を下げることはできると思います。
出品側としても180件超のご依頼をこなし、購入側としても30件近くは依頼させて頂いた経験を経て、双方にとって効率の良い進め方とはどんなものなのかを考えてみたので、今回はそちらを記事にさせて頂きたいと思います。
依頼を受ける(する)前に
まずは、依頼を受ける(する)前にぜひやっておいた方がいいことを書いていきます。
説明はしっかり書く(読む)
出品をしたい方は、サービス説明はしっかり書きましょう!これ本当に大事です!
文章を考えるのも大変かもしれませんが自分のサービス内容、料金表、納期、注意事項をしっかり書いておくことで依頼獲得にも繋がるし、結局はやりとりの時間短縮にもなるのです。
内容で魅力的だと思っても、いくらか分からないサービスは購入を検討しづらいですよね……。値段が分からないお店にごはんを食べに行くのは、勇気がいりませんか?
最初から料金表をなるべく細かく書いておけば、お見積りを出して後で「あ、やっぱりやめます……」なんてことも減らせますし、納期や条件を分かった上でご連絡頂いた方が双方にとって効率が良いですよね。
もちろんしっかり説明を書いたところで読まない人はいますし、何らかの理由でご依頼を取りやめることもあると思います。
詳しい内容が分からない→問い合わせ→お見積り→うーん……思ってたんと違う……→お取引き不成立
依頼を受ける側の人は自分のサービス内容をしっかり記載しておくことが大切ですが、依頼したい人はすぐに依頼するのではなく、隅々まで説明には目を通し、お相手の提供されているサービス内容を理解した上でお問い合わせをしましょう!
サービス内容を理解せずに問い合わせると、誤解が生じることも当然ありますし、認識の差を埋めるためのやり取りが発生し、時間も無駄になります。時には、無用なトラブルに発展し、双方不快な思いをしてしまうこともあります。
長い説明を読むことは大変なように思えても、きちんと説明を読み、内容を理解してから問い合わせた方が結果的にどちらにとっても無駄を減らせるのです!
依頼用のテンプレートを作る(依頼内容は惜しみなく伝える)
依頼用のテンプレートを作っておくと、本当に便利だし、時短にも繋がります。
依頼に慣れている方は、自分の頼みたい内容を伝えることにも慣れているかもしれませんが、あまり慣れていない方や初めての方は「どんな風に伝えていいのか分からない」「何を伝えればいいのか分からない」と悩まれている方も多いと思います。
何を伝えればいいのか分からないと、そこでまず依頼のハードルが高くなってしまいますので、出品者さんの方で最低限これだけは伝えてほしい、この情報は見積もりを出すのに必要というご依頼用テンプレートを用意しておくと、初めての方にも安心ですね。
私も最初は小説執筆の出品しかご依頼用のテンプレートを作っていなかったのですが、最初のご連絡の際に情報を全てお伝え頂いた方がその後スムーズに作業に取り掛かることが出来ることに気づき、現在は全ての出品にご依頼用テンプレートを準備しています。
せっかくお問い合わせ頂いても、必要な情報がなくてお見積りできないとか、お引き受けできるご依頼か分からなくて聞き返すことが多くなってしまうと、不必要なやりとりが増えて双方にとって負担になってしまいますよね。
もちろん打ち合わせやお互いの認識の擦り合わせは大事です。
そこを省略するのはオススメできませんが、省略できる過程は省略していきましょう。
依頼者さんは、メッセージを送る前にサービス説明をしっかり読んで、ご依頼用テンプレートが用意されていたらそれを使いましょう。もしテンプレートが用意されていない出品者さんの場合は、依頼内容をまとめて情報を最大限に伝える努力をしましょう。間違っても、依頼内容も伝えずに質問だけのメールや「依頼したいです」等の一言だけのDMを送るのはやめましょう……。
もちろん質問したいことがあれば、質問しても良いと思います。良いと思いますというか、分からないことがあれば聞いて解決した方が良いですし、さすがにそれを「時間の無駄!」と思う出品者さんはそんなに多くはないのではないかと思います。
ただ説明を読めば分かるようなことを質問したり、依頼内容を書かずに「依頼したいです」だけだと、どんな依頼なのか分からず見積もりも出せませんし、やりとりに時間がかかり、双方に負担がかかってしまいます。
情報の後出し小出しは避け、最初のご連絡時に最大限に情報を伝えると、時間も短縮できてスムーズにやりとりを進めることができます!
依頼を受けてから(購入後)
次に、お問い合わせやご依頼後にやっておいた方がいいことを書いていきます。
返信はなるべく早く返す
色々と事情はあると思いますが、ご連絡頂いた場合はなるべく早く返信しましょう!
さすがに即返信とは言いませんが、理想は24時間以内、遅くても三日以内。余程の事情がない限りは、待てても一週間かなと個人的には思います。
それ以上に空いてしまうと、正直その方とお取引きするのが不安になってしまいますね……。
もし忙しくて作業が進められなかったり、しっかりとした返信ができない状況でも、「ご連絡確認いたしました。現在多忙なので、お返事もうしばらくお待ち頂けますと幸いです」等一言ぐらいは返信できるはずです。
私自身は忙しい方にご依頼させて頂くこともあるのですが、遅れる際はきちんとご連絡頂けますし、返信はきちんと頂けるので、安心してお取引きさせて頂いておりますし、何度もリピートさせて頂いてます。正直一言あるかないかだけで、だいぶ心証が違います。
その一言さえも返信できない状況ならば、出品者さんなら依頼受付を停止する。もしくはプロフィールにその旨を記載しておけば、相手も理解したうえでお問い合わせをしてくれると思います。
依頼者さんであれば、そこまで忙しい状況であれば、本当に今依頼するべきか今一度検討し直し、もう少し余裕がある時期に依頼した方が良いかもしれません。
サイトにログインしてなくて連絡に気づいてなかったり、スマホやパソコンが壊れて返信できないのなら仕方ないとは思いますが、サイトにはちょくちょくログインしてたり、Twitterでは普通に呟いているのに、一言の返信もない状況というのはお相手の方に大きな不安を与えてしまい、今後のお取引きにも影響が出る可能性が高いです。
返信が遅れるたびに作品の完成もどんどん遅れていってしまいますし、相手との関係も悪くなってしまいます。
スケジュールは忘れないようにメモしておく
いちいちメモしなくてもちゃんと覚えてるよ!頭の中にしっかり入ってる!という方はメモしなくてもいいのかもしれませんが、ご依頼がいくつか重なったりスケジュールを覚えておけるか不安な方はメモしておきましょう。
私は、その方のお名前とご依頼内容、〇日までに提出……といったことを全てメモしています。
何日までに何をすればいいのかということを明確にしておけば、どれを優先したらいいのか分かりやすいですし、無駄なく進めていくことができますね。
依頼者さんも、納期とか予定が必要な方はメモしておくのもいいかもしれません。
よく使うメッセージは定型文に登録
ご挨拶文だったり、お見積りの文章だったり、同じ文章を使う機会って意外と多くないですか?
もちろんご依頼内容によって、お見積りやご返信も変わるので、全て流用できるわけではないですが、よく使うような文章は定型文かメモ帳に登録しておくと便利です。
依頼者さんも、よく依頼するというかたは、挨拶文等よく使う文章をメモしておくと時短になると思います。
何度も使う文章は登録しておけば、何度も何度も同じ文章を打って返信に手間どる……といったこともなくなります。
効率化は時と場合に応じて
ここまで効率化のススメを書いてきましたが、何でもかんでも効率化すればいいかというとそうではないですし、出来るものではない、と私は思っています。
出品者さんにも依頼者さんにも色々なタイプの方がいます。
完全にビジネスライクで無駄のないやりとりを望まれる方、ビジネスライクは苦手でもう少し打ち解けた感じを望まれる方。
相性もあると思いますし、どちらが悪いということでもないと思いますが、私は基本的に相手の方に合わせるようにしています。
あまりに無駄が多かったり、友だちみたいなやりとりは困りますが、気さくな方には時には顔文字を使ってみたりビジネスライクではないやりとりをすることもあります。
もし提出した作品にすごく感激してもらえたら、こちらも全力で嬉しさを表現することもありますし、逆に自分が依頼させて頂いた時は納品して頂いた作品を全力で愛を伝えて感謝の気持ちをお伝えする時もあります。
「納品して頂いたものを確認させて頂きましたが、特に問題ございませんでした。
この度はありがとうございます」
もちろんこれでも問題ないのですが、私は素敵なものは褒めたいし、自分が褒められたら嬉しいと思うタイプなので、好意には好意でお応えするようにしています。
それから、時にはトラブルが起こってしまうこともあります。
「説明は全て目を通して頂き、ご理解頂いた上でご連絡をお願いいたします」的なことを一行目に書いているにも関わらず、ちゃんと読んで頂けないこともありますし、マナーの悪い方も世の中にはたくさんいます。
自分が出品側にしても購入側にしても、相手から失礼な態度をとられたら、こちらも感情のある人間なので傷つけますし、イライラもします。今までのやりとりを通して、怒りをそのままぶつけてやりたいと思ったことも何度もあります。
ただ、世の中には話が通じない方もたくさんいるので、感情的に反論したところで無駄な場合も多々ありますし、話が通じる方だったもしても、こちらまで感情的になってしまうと相手も引くに引けなくなって収拾がつかなくなってしまうこともあります。
もちろん全て言いなりになるのではなく、事実と異なることはきっちり反論させて頂きますが、そこに自分の感情を入れるのはぐっと堪えた方が自分のためです。
無駄にケンカして、より不快な思いをしないためにも、あまりにも相手が失礼だと感じたら、事務的にやりとりをさっさと終わらせ、ブロックするなりして今後その相手とは一切関わらないのが正解かもしれません。
人間なので、見落としやミスは誰しもあると思います。自分がやらかしてしまったり、相手にご迷惑おかけしてしまったと思ったら、誠意を込めて謝罪しましょう。
誠意と相手に対する思いやりがあれば、そこまでひどいことにはならないはずです。
お金の絡むお取引きですが、人間同士のやりとりです。相手の気持ちを思いやり、自分の非を認めることができる人間でありたいなと自分自身も思いますし、みんながそういう気持ちを持って頂ければ、お互い嫌な気持ちをせずに気持ち良くお取引きさせて頂けるのではないかと思います。
嬉しい時は、全力で嬉しさを表現する
嫌な気持ちになった時は、自分の感情は相手にぶつけず、事実のみを述べる
残念なことに失礼な人は世の中にたくさんいますが、不快な思いをした経験を次に生かすとか、どうすれば地雷を避けられるかを研究する、くらいの気持ちでいるといいのかもしれませんね。
まとめ
お取引きで最も大切なことは、相手の立場にとって考えることと思いやりを忘れないことだと私は思っています。
可愛いものと猫と創作が大好きな物書き。
執筆ジャンルは、恋愛(TL/BL/GL/TSF)、ファンタジー、青春、ヒューマンドラマ、など雑多。年下ヒーローと年下攻めを特に好みます。
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