【商業/電子書籍】『贖罪のレシピ〜最愛の人を奪った男だとしても〜』(いるかネットブックス/bijouレーベル)

2023年8月4日

こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。

春音優月三作目の商業電子書籍が発売となりました! 今作は、現代物BLです。
紹介記事書かせて頂きますので、BL好きな方やご興味持って頂けた方はぜひよろしくお願いいたします。

電子書籍 『贖罪のレシピ〜最愛の人を奪った男だとしても〜』

※本編には、過激な性描写が含まれています。

書籍情報

『贖罪のレシピ〜最愛の人を奪った男だとしても〜』
出版社:いるかネットブックス(bijouレーベル)様
ジャンル:BL/年上攻め/現代もの
文字数:約7万4000字
著:春音優月
表紙:桐矢ロク。先生
発売日:2022/10/21
【あらすじ】
カフェ『sunny smile』を経営している春人は、五年前に亡くなった恋人(陽介)を今も想っている。陽介の死因は、彼の親友(龍一)が起こした事故だった。

そんな折、服役していた龍一が出所することに。春人は龍一を許してはいないが、行くところがなかった龍一を引き取り、一緒に働くようになる。
次第に、春人は今も罪の意識に苛まれている龍一を救いたいと思うようになり、龍一も春人のために生きたいと願うようになるが、――。

陰のある陽キャ攻め×素直クールな年下受け

配信先の電子書店様

honto
ebook japan
COCORO BOOKS
やまだ書店
どこでも読書
Renta!
amazon
・mibon
Rakutenブックス
紀伊國屋書店
7net
BOOK☆WALKER
ひかりTVブック
Reader Store
ミュージコ
コミックシーモア
dブック
DMMブックス
auブックパス
漫画全巻ドットコム
U-NEXT

表紙

絵:桐矢ロク。先生

今作の表紙は、BL『女装趣味が〜』でもお世話に桐矢ロク。先生が描いてくださりました。
女装趣味の方の表紙もアイドル感溢れるポップな雰囲気で素敵でしたが、今作の表紙も本当に素敵過ぎて……!

きっと本編を読んで頂ければ分かって頂けると思うのですが、作品の世界観そのものなイラストなんですよ。春人の泣き顔も切なく、美しい。
背景も素敵。cafeの名前まで反映してくださって、嬉しいです。

素敵な表紙をありがとうございました!
春人を抱きしめようか迷っている龍一の手が、特にお気に入りです(細かい)

あとがき

作品について

今作は、電子書籍用に新しく書き下ろしたBL作品です。

本当は「電子市場で売れ行きの良い3万字〜5万字推奨」ということで、いつもその枠を目指して書いています。今作は入れたいエピソードが多すぎて、だいぶオーバーしてしまいましたね。

しかも文字数だけじゃなく、設定もヤバいくらいに激重。
もう重みしかない作品を出版して頂けることになって、本当にありがたい限りです。

文字数はともかく、設定からしてかなり人を選ぶ内容だと思いますので、売れるのどうかというのは不安ではありますね。
ただ私としては書きたいことは書ききれたので、後は読者さまに伝わってくれ〜と願うばかりです。

内容はですね、「贖罪」というのが大きなテーマになってます。
人をこ〇してしまった元受刑者がどう償い、どう生きるのか。大切な人をこ〇された人がどう向き合っていくのか。
書くのが難しそうなテーマではありますが、ずっと書いてみたかったテーマでもあります。読みたい方いるのかなぁと思いつつも、今回思いきって書いてました。

たくさんの思いを込めて書いた作品なので、何かしら刺さるものがあれば嬉しいな。

あとは、二人で働くカフェ。
まあ恋愛がメインなのでお仕事描写はかなりサラッとなんですが、お店経営ものも書いてみたかったんです。
刑期や飲酒運転周りのことを調べるのと同時に、お店やコーヒーの効能や種類なんかも調べました。とっても楽しかった。

逆にオフィスものって私はあんまりイメージが湧かないので、こういうちょっと特殊な職業の人たちのお話をまた書きたいですね。弁護士とかパイロットとか、そういうの。

そういえば、年下攻め狂信者の私としては珍しく今回は年上攻めでした。
年下攻めしか愛せない!と思ってたけど(そこまでではない)、楽しく書けました〜。
年上攻めもいいものですね。また書きたいです。

三人称の難しさ

今回初めて三人称キャラクター視点で書いてみました。三人称自体は書いたことがありましたが、いつも神視点(第三者)で書いていたので、しっかりと視点を固定して書いたのは初めてです。
どうしても主人公のいない場面を書く必要がある作品や世界観が複雑なファンタジーなんかは三人称の方が書きやすいんですが、基本的には一人称の方が好きというか三人称に苦手意識があります。

でも今回は受け視点と攻め視点で両方で書く必要があったので、だったら三人称キャラクター視点でいこうかなと。
でも、すっごく難しかった。初めての挑戦ということもあり、大苦戦。

自分では場面ごとに視点を固定して書いたつもりなんですが、校正返ってきたものを見たら、固定出来てないとこがたくさんあったみたいです。直すところ、たくさん。
神視点なら直さなくても〜と言われましたが、それじゃ自分の成長にも繋がらないし、今回の作品は三人称受け/攻め視点で書きたかったので、がんばって直しました。

私、自分でも5回以上見直したんですが、校正してもらうと矛盾や誤字がボロボロ出てきました。何回も見直したはずなのに凹みますが、ベテラン作家さんでも必ず直すところはあるらしいので、まあそういうものなのかもしれませんね。

そして、校正してもらうと、すっごく勉強になる! 間違った使い方してた語句や自分の文章のクセ、三人称の視点の固定の仕方なんかも丁寧に教えて頂けました。

あといつも「情景描写が少ない」と言われてきたのですが、今回大幅に改善してたって言ってもらえたのが嬉しかったです。
三人称だから一人称より情景描写がしやすいのはあったものの、ほめて頂けるとやっぱり嬉しいですね。

三人称の苦手意識も少し減りましたし、校正入れてもらう度に毎回すごく勉強させて頂いてます。そうやって、どんどんレベルアップしていきたいですね。

ちゃんと専門の方に見てもらって読みやすくなったと思いますので、もし良かったら読んでやってくださいね。

まとめ

BL電子書籍配信のお知らせでした。
また何か配信されましたら、お知らせさせて頂きますね。

2023年8月4日創作活動, 商業作品

Posted by 春音優月