【自作小説紹介】エブリスタ投稿作『叶えられなかった夢』
こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。
久しぶりにエブリスタに短編を投稿しましたので、作品の紹介をさせて頂きたいと思います。
小説情報
小説のリンク先は、小説投稿サイトエブリスタ です。
・『叶えられなかった夢』
【青春】【思い出】【夢】
2019.12.20
アイドルになりたかった主人公が苦い記憶を昇華するまでのお話。
小説紹介
三行から参加できる超・妄想コンテスト第115回「言えなかった言葉」参加作品。
かつてアイドルを目指していた主人公は、もしかしたら自分がそこにいたかもしれないとあるグループを見ると、今も複雑な気持ちになります。とっくに未練はないはずなのに、なぜ主人公はそのグループから目を背けるのか。過去と向き合い、前に進んでいくまでを描きました。
あとがきのようなもの
今回は、「言えなかった言葉」がテーマということで、すぐにこちらのストーリーが思い浮かびました。
「言えなかった言葉」というワードだけ見て切ないイメージのものが思い浮かんだので、こちらの作品も切ない雰囲気がありますが、希望のある前向きなラストにしたつもりです。
本当は、この物語の主人公は「顔もそこそこ良くて、歌もダンスもラップもそれなりに出来るが、特に秀でたものがない」という設定があったのですが、あまりゴチャゴチャ書くと蛇足になるかと思って裏設定に留めておきました。主人公がどんな人物かは、読んで頂いた方のイメージにおまかせの方がいいかなと。私の中では一応そんな感じの設定がありました。
裏話
オーディション番組が好きでたまに見ることがあるのですが、こちらの作品の主人公もオーディションのファイナリストでした。
序盤で落ちても、中盤で落ちても、もちろん悔しさはあると思いますが、ファイナルまで進むとさらに悔しさとかやるせなさのようなものがあるんじゃないのではないかと思います。あと一歩でデビューできたのに……って。
もちろん良い思い出になったり、それがきっかけでスカウトがきたりする人もいると思いますし、悪いことばっかりではないと思いますが、なかには落ちた時に感じた苦い思いを昇華できないまま一般人に戻る人もいるのではないかな……と思ったことから、今回の作品が生まれました。
同じ夢を目指す仲間たちは途中で脱落していくし、自分もいつ落ちるかわからないプレッシャーと戦って、辛い思いをして夢を掴む人もいれば、ギリギリのところで脱落してしまう人もいる。見てるだけでもしんどいのに、そんな番組に出演してる本人たちはもっと辛いと思います。
落ちてしまった人たちや夢を叶えることができなかった人たちが今後どんな道に進んだとしても、その中で幸せを見つけてほしい。
そんな思いを込めて、今回の作品を書きました。
まとめ
ごく短い短編なので、よろしければ暇つぶしにでも。
『叶えられなかった夢』
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