【モンスタークライアント】受けたくない依頼や無茶な要望もなるべく穏便に断りたい
こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月(はるねゆづき)と申します。
私はクラウドソーシングサイトを通して、小説や文章関連のお仕事をさせて頂いておりますが、ありがたいことにこれまで200件近くものご依頼を頂きました。
もちろんこういったサイトの中では、1000件2000件以上もの実績数があるベテラン出品者さんもたくさんいらっしゃいますので、私もまだまだひよっこの方なのかもしれませんが、それなりに場数は踏んできたんじゃないかなぁと思っております。
ご依頼のお問い合わせを頂く中で、お受けしたい気持ちはあるのですが、どうしてもお受けすることが難しい内容だったり、スケジュールの関係でお断りしなければいけない案件も今までありました。
私と同じくクラウドソーシングサイトに出品されている方、もしくはフリーランスとして活動されている方。受けたくても受けられないのではなく、受けたくないご依頼ってありませんか?


みなさんは受けたくないご依頼が来てしまった時はどうしますか?


私は最初の頃はどうしたらいいのか分からなくて、断るにしてもどう断ったらいいのか……等色々迷っていたのですが、最近になって方向性が定まってきました。

受けたくないご依頼
どんな依頼を受けたくないと思うか
まずは、どんなご依頼を受けたくないと思うかですが、依頼内容そのものというよりもその方とのお取引き自体が不安になった場合、私はお受けしたくないな〜と思ってしまいます。
簡単に言うと、少しでもモンスタークライアント臭がした場合ですね。たくさんのご依頼やお問い合わせを頂き、のちのちトラブルになりそうだなと思う人は最初のご連絡時もしくは早い段階で判断できるようになってきたので……。
モンスタークライアントの見分け方については……
・挨拶がない
・用件をはっきり言わない
・出品内容を理解していない(と思われる)
・話が通じない
・相手の都合を考えていない
この中で一つでも当てはまる場合は要注意で、二つ以上当てはまる場合はかなりの高確率でモンスタークライアントです。(※絶対というわけではありません)
こんな依頼は受けたくない!
少しでもモンスタークライアント臭がしたらだけだと分かりにくいと思うので、この依頼は受けたくないな〜と実際に私が思った瞬間をいくつかあげてみたいと思います。
※もちろん相手の方の個人情報や特定につながるような情報は一切出しません
パターン1、いきなりのご購入
私はご購入頂く前に、必ず事前にメッセージでご依頼内容をお知らせ頂き、お見積もりをさせて頂いてからのご購入をお願いしております。
ご依頼の内容によってもお受けできるできないありますし、スケジュールの都合もありますし、ご依頼内容や分量によってお値段も変動するためですね。






どういう心理なのか全く分からないのですが、とにかくそういう方も中にはいらっしゃるんです。
しかもいきなり購入される方って、ご購入後の挨拶もなく、依頼内容だけをお伝えされる方がほとんどなんですよね……。
以前はいきなりご購入頂いた場合も対応できそうなら対応させて頂いてましたが、最近は事前相談のない方は一律でお断りさせて頂くことにしています。
「説明に記載してありますように、こちらの商品は事前相談必須となっておりまして〜」と理由をお伝えした上でキャンセル処理をすると、大抵の方は無言でキャンセルに応じ、そのまま音沙汰もなくなります。



すると、「もう購入してしまったし、このまま打ち合わせじゃダメなんですか?」というメッセージが……。






人間なので誰でも見落としはあると思いますが、一行目に書いてあることさえも守ってくれず、こちらがそれをお伝えしても謝罪のひとつもない方からのご依頼はお受けしたくないなと私は思っています。
ご依頼をお受けしたとしても、そもそも商品の説明をちゃんと読んで頂いていないので、のちのちトラブルに発展する可能性が高いです。
パターン2、依頼内容の記載がない
次に、「依頼お願いします」「ちょっといいですか?」等のいきなり一言だけのメッセージを送ってくる方ですね。
マナーとしては、「はじめまして、〇〇と申します」とまずは挨拶。そのあと、「〇〇様のサンプルを拝見させて頂き、〜」など依頼したいと思った理由や依頼内容の詳細を記載するべきだと思うのですが……。

まあ最悪挨拶はなくてもいいとしても、最低限依頼内容は記載して頂かないと困ります。
そもそも、私は説明文に「以下の情報を必ずご記載ください」といった趣旨の文章を記載しているのにも関わらず、それも書いて頂いていないので……。
リピーターさんならともかく、初見で一言だけの方は説明文を読んで頂いていない可能性が高いので、個人的には警戒してしまいます。
パターン3、なる早でお願いします
あとは、絶対お断りしたいというほどでもないですが、個人的に「うーん……」ってなってしまうのが「なる早でお願いします」というご依頼ですね。
何か事情があってお急ぎの方は、「〇〇のため、〇日までにお願いいたします」または「◯週間以内の納品を希望しております」等はっきりとご事情と締切日を提示していただけますし、それならば、こちらもスケジュールの都合によってはお断りするか、対応できる場合はお急ぎ対応の料金を頂くか判断することができます。
でも、「なる早」って、「お急ぎ対応分の別料金は払いたくないけど、なるべく早めに急いでお願いしま〜す」ってことですよね……。。
私もイラスト等の依頼をさせて頂くことがありますが、そりゃ私も本音を言えば、なるべく早くほしいですよ。めちゃめちゃ楽しみですし、誰だって多少はそういう気持ちもあると思います。
しかしその出品者さんに依頼しているのは自分だけではないですよね。
他の方のご依頼との兼ね合いもあると思いますし、私生活やお仕事の都合もあると思います。
悪気はないのかもしれませんが、「なる早」と自分の本心をそのまま出品者にお伝えするのは少し配慮が足りないように感じてしまうんですよ。何か事情があって急ぎでほしいのなら、それ相応の追加料金を支払うべきだと思いますし、お金は払いたくないのに急いで!というのはちょっと……。
「なる早で」とお願いされた方から、何度も急かされて嫌な思いをした経験もあります。(事前にお伝えした納期から遅れてはいませんし、むしろそれよりも早く提出させて頂きました)
もちろん全ての方がそういう方ではないとは思うのですが、嫌な思いをした経験もあるので、「なる早」の依頼には少しだけ慎重になってしまいます。
受けるべき?受けないべき?
受けたくないなと感じたご依頼を受けるべきか、受けないべきかは時と場合によるとしか言えませんが、私の考えを言わせて頂くのであれば基本的にはお受けしない方が良いと思っております。
それというのも、私の経験上「あ、受けたくないな」と感じたご依頼を無理矢理お受けして良かった試しが一度もありません。むしろ損しかなかったので……。
「我慢すれば受けれるかも」と思ってお話を詳しく伺ったこともありましたし、実際にお受けした経験もありました。
しかし、音信不通になってしまったり、依頼前の条件とは違うことを要求されたり、いきなりブチ切れられて複垢凸されたり……
とにかくロクなことがありませんでした(笑)
やっぱり自分の直感には素直に従っておくべきだと感じましたね。
お金がほしい、実績が積みたい、断りづらい……等色々なご事情もあるかもしれません。
でも結局話が通じない方やマナーの悪い方のご依頼を無理してお受けしたとしても、依頼の途中で無理難題を言われたり、ゴネられて未払いになったり、不当な低評価をつけられてのちのちの自分の活動に支障が出てきたり、結局損の方が多いんですよね。
絶対に受けるべきとか、受けないべきとか、私の方から何が正解かを申し上げることは出来ません。人によって正解は違いますし。
ただ理屈や頭で考えていても結論が出せないようであれば、ご自分の直感を信じてみてもいいのではないかと私は思います。
けっこう直感って当たるものです。
受けたくない依頼の断り方
受けないと決めたとしても、断らなければいけませんよね。みなさんは上手く断れますか?私は断るのがすごく苦手で、うまい断り方など色々調べていましたが……。
断っただけで逆ギレされたり、複垢凸されたり、色々と苦労した経験を踏まえて、もう一度じっくり考え直してみました。
穏便に断るために
もちろんごく一般的な常識のある方からのご依頼をスケジュールの都合などでお断りするときは、そのままそれをお伝えすればいいと思います。
しかし、マナーの悪い方や一般常識が無さそうだから受けたくないな〜と思った時に、「マナーの悪い方からのご依頼はお受けしておりません」とそのままお伝えしてしまうと角が立ちますよね?笑
1、率直に嫌だと伝える
2、返信しないで無視
3、忙しい等、適当に嘘の理由をつけて断る
受けたくない依頼の断り方を色々考えてみましたが、大体こんなところでしょうか。
「2、返信しないで無視」はマナーとしては良くないのかもしれませんが、そもそも相手の方のマナーが悪いのが問題なわけですし……。
ヤバそうな人に下手に関わると逆恨みされる危険もありますし、これが正解なんでしょうか?
私は一応連絡くださった方には断るにしてもお受けするにしても全員返信していて、今のところ既読スルーしたことがないのですが、今後はマナーの悪い方からのお問い合わせは既読スルーしようか悩んでいます……。
本当にヤバイ人は無視したら無視したでキレられそうな気もしますし、どちらが正解かは分からないですね……。
2がもしかしたら正解かもしれませんが、それはそれで勇気がいります。
そうなると、1か3。
「1、率直に嫌だと伝える」はかなり勇気が必要ですし危害を加えられる危険もあるので、「3、忙しい等、適当に嘘の理由をつけて断る」が一番無難でしょうか。
ちなみに私は今までは1に近かったかもしれません(さすがに直球で「嫌です」とは言いませんが笑)
適当に理由つけて断っても、万が一次があったら嫌だし、期待を持たせるのも……と思っていたので、断るなら断るではっきりお伝えした方が相手にとっても良いと思っていたのですね。いくらマナーの悪い相手だとしても嘘をつくのも気が引けますし、なによりもその嘘がバレたらどうしよう、と無駄のない心配をしてしまうのです。(バレないような嘘を考えればいいのかもしれませんが、すごく小心者なので……)
丁重にお断りしただけで暴言吐いたりはしてませんし、大抵の方は一度お断りしたら引いていただけるのですが、稀にしつこくされたり、中には断っただけで暴言を吐かれたり、ブロックしても複垢凸なんてこともありました。
その経験を踏まえて、ちょっとこれはやり方変えた方がいいなと思ったわけです。
普通に断っただけで、なぜブチ切れられなければいけないのか分かりませんし、理不尽なのですが、無用なトラブルを避けるためには常識の通じない相手には「理由をお伝えして断る」のは良くないのかもしれません。
考えに考え抜いて、ご依頼を断るときには以下のことを心がけることにしました。
・依頼を受けられないことについての謝罪
・依頼を検討して頂いたことへの感謝の気持ちを伝える
・とにかく低姿勢でいく
・必要なこと以外は絶対に謝らない、必要なこと以外は絶対に譲歩はしない
心の中で「ふざけんなばかやろー、二度と連絡してくんな」と思っていたとしても、どんなに相手がクソだったとしても……です。
相手がクソだから受けたくないと思っていたとしても、「私の力量ではお役に立てないかと思いますので〜」とにかく相手は悪くないけど自分の力量のせいにしてみたり、「ご相談頂いたことは大変嬉しいのですが〜」とあなたからの依頼は嬉しいんですよ?と心にも思ってなかったとしても感謝の気持ちをアピールし、「またの機会がございましたら(そんな機会は永遠にこないけどな!)」とあくまであなたからの依頼はあくまで迷惑ではないアピールもかかしません。
とにかく低姿勢でいきますが、「受けられないこと」ははっきりお伝えし、無駄な期待は持たせないようにバシッと切ります。
そして「受けられないこと」以外は決して謝ってはいけません。余分なことまで謝ってしまうと、そこを突かれてしまう可能性もあるためです。モンスターには少しの隙も見せてはいけません。
この方法でいくと次がある可能性もありますが、基本的には一度依頼を断った相手からは二度目の打診は来にくい傾向があります。(本当は受けたくても、スケジュールの関係で泣く泣く断った場合でもそうです……)
来にくい傾向があるというだけで、二度目も来るかもしれんが、その時はまた同じ方法で断ればいいだけです。
本当に相手の方を思うのであれば、相手の何がいけないのかをお伝えして、はっきり断った方がいいのかもしれません。私も今まではそう思っていました。
でもね、もう私は疲れたんです。
もうモンスターには付き合いきれません。
いきなりブチ切れてくるような沸点の低い人とは、極力関わりたくないのです。
「3、忙しい等、適当に嘘の理由をつけて断る」
既読スルーの方が良いのか悩み中ですが、ひとまず3でいってみることにしました。
嘘つきだろうが何だろうが、もういいです。
モンスターを変に刺激したくありません。
ブロックしてもブロックしても複垢凸されるよりはずっとマシです。複垢で中傷された経験がトラウマになっています……
依頼を受けてからモンスター化してしまった場合はまた違ってきますが、依頼を受ける前にモンスター臭を感じた場合は今後も全速力で逃げることにします。
ここまで低姿勢でいっても逆恨みしてくるようなら、ガチでヤバイ人なので、それこそ運が悪かったというしかないですよね……。
逆恨みをされないために
モンスターから逆恨みされないために、以下のことを心がけることにしました。
・関わらない
・無駄に話を長引かせない
・隙を見せない
理不尽かもしれませんが、関わった時点で負けですw
モンスターに目をつけられたら、全速力で逃げましょう。関わっても何も良いことはありません(あくまで私の考えです)
そして無駄にやりとりを長引かせたら、その分ブチ切れられる可能性も高まってしまいます。怒らせないように慎重かつ素早く、隙を見せず素早く逃げましょう。
話が通じるまとめな方なら「こういうところを改めてほしい」と警告する価値もあるかもしれません。しかし、世の中には話の通じない方もたくさんいるので……
少しでも「あ、この人話通じない」と感じたら、諦めて関わらないように上手に逃げるのが吉です。
まとめ
モンスターにも私は渡り合える!絶対に屈しない!正々堂々と戦う!という方には、今回の記事は全然参考にならないと思いますし、むしろこれからも頑張って頂きたいです。そして世のモンスターをこらしめてほしいw
もうモンスターにはうんざりな方やなるべく関わりたくない方は、こんな方法もあるんだな〜程度に思っていただけましたら幸いです。
可愛いものと猫と創作が大好きな物書き。
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