スマホアプリ『〇〇物語シリーズ』感想

2021年8月4日2021年8月22日

こんにちは、『優月の気ままな創作活動』にお越し頂きありがとうございます。
管理人の春音優月（はるねゆづき）と申します。

今回は、前回に引き続きスマホアプリのレビュー記事です。

前回レビューさせて頂いた『昭和食堂物語』と同じ会社のゲームで同じようなシステムのものがいくつかあったので、早速プレイしてみました。

昭和茶屋物語

戦時中を舞台に、素朴なお茶屋さんにお客さんを集め、お店を繁盛させつつ、ストーリーを進めていく放置型育成ゲーム。

昭和食堂物語と同じシステムで、簡単な放置ゲームですね。基本的にはやることは一緒なんですが、今回は舞台が戦時中ということで新鮮でした。

お店に置かれるお菓子もどれもおいしそう。

看板娘とお客さんの恋は甘酸っぱかったです。
最初はお店にいるのは看板娘一人なんですが、結婚すると旦那さんもお店に入って二人になるんですよ。ストーリーの進行状況に合わせて、お店経営者が変わるのが地味に凝ってていいなぁと思いました。

戦時中の物語なので切ない展開になるのは覚悟してたんですが、思っていたよりも悲惨な展開に。が、ストーリーを読み進めていくと、最悪の結末は免れてよかったなと思いました。

きっと記録には残されてないだけで、戦時中にはこういう恋の物語がたくさんあったんだろうなと思います。

しみじみと考えさせられるようなストーリーでした。

東京下町物語

昭和の屋台を発展させつつ、父娘の感動ストーリーを回収する放置型育成ゲーム。

こちらもシステムは昭和食堂や昭和茶屋と一緒。だんだん屋台に出す品物が増えていくのが楽しい。

ストーリーの展開は昭和食堂と少し似ていて、小さい頃は父と良い関係だったのに、成長してグレてしまって……みたいな感じで、こちらも切ない結末を迎えましたが、希望が持てるエンドで良かったです。

手紙でのやりとりの合間に挟まれる新聞も、昭和の雰囲気を感じました。

オタ姫コンビニ物語

腐・喪・処とトリプルパンチの「フジョコ」を操作してコンビニを発展させていく放置型育成ゲーム。舞台設定は平成。

育成要素はそんなにないのですが、ちょっとずつ品揃えを良くしていったり、可愛い動物たちを見るのが楽しい。

ストーリーは、BL妄想大好きなコンビニ店員さんフジョコと、コンビニのお客さんでイケメンのハルキとのメールのやりとりで進行していきます。メールの合間にブログもありました。

最初は妄想激しいし、色々とアレだったのでこの子大丈夫かなぁと思ってましたが笑、フジョコいい子なんですよね……。

ハルキと淡い恋が始まりそうでしたが、事態は思わぬ方向へ。違う形のハッピーエンドを望んでいたのでダメージを食らってしまいましたが、フジョコは今回の件で成長出来たのではないかなと思います。

平成中期辺りの懐かしい空気感が味わえます。

深夜コンビニ物語

元ニートでオタクの「たかし」が勤めるコンビニを発展させつつ、ストーリーを回収していく放置型育成ゲーム。

オタ姫の男版みたいな主人公で、システムもコンビニの品揃えもお客さんも同じです。なので、コンビニ経営的には変わりばえはしなかったのですが、ストーリーはまた違ったので面白かったです。

38歳のたかしは、深夜にのみコンビニに訪れる20歳の海ちゃんに恋をします。正直犯罪スレスレの年齢差ですが笑、オタのたかしと世間知らずなところがある海ちゃんが親しくなっていく様子は微笑ましかったです。

この海ちゃん、とある事情があって日中は出歩けないのですが、一昔前の映画を思い出してこの時点でピンときました。で、案の定でしたね……。

二人が出会ってしまったせいでとも言えますが、もし出会わなかったら、海ちゃんもたかしも人生に希望が持てなかったんですよね。

切なくもほんのりとした温かさと成長を感じさるストーリーでした。

猫と魚屋の悲しい物語

魚屋の飼い猫視点で送られる放置型育成ゲーム。

こちらのゲームも今までとシステムは同じで、魚屋さんを発展させていく合間に物語を見るといったものでした。

悲しい物語というタイトルなので覚悟はしてましたが、そっちか〜！とまさかの結末になんととも言えない気持ちになりました。上げといて落とすというね……。

切ない話も好きなんですが、連続して切ないストーリーをやったので、だいぶダメージをくらいました。
何で揃いも揃って悲しい結末にしちゃうのかな。みんなが笑顔になれるハッピーエンドはないものか。

ストーリーの物悲しさにはダメージを受けましたが、ゲームは楽しかったです。
お魚屋さんを発展させていくと、猫がたくさん集まってくるんですが、色々な猫がいて面白いんです。最初は普通のノラ猫なんですが、たまに変な猫が混じってました笑

猫目的でやると楽しいと思います〜！

犬と肉屋の悲しい物語

肉屋に盲導犬として拾われた元野良犬視点で送られる放置型育成ゲーム。

システムは魚屋さんと同じです。
ストーリーとキャラは違いますが、設定や話の展開は魚屋さんと似てるかも。

たしか元は九州で生まれたとかで、犬が九州弁なんですが、全然盲導犬としての訓練も受けてないのに優秀なんです。
肉屋のお手伝いをしながら、犬は盲目の息子とだんだん仲良くなっていきます。
話の流れが魚屋さんと似ていたので嫌な予感はしてましたが、案の定でしたね……。
でも最後は考えさせられる言葉もありました。
結果的に悲しい結末を迎えましたが、それでも出会えたことはきっとよかったことなのではないのかなと素直に思えます。

こちらは肉屋さんなので、お店の肉の種類を増やしていくと、お店にくる犬が増えていきます。猫も可愛かったけど、犬も可愛い。
色んな種類がいて、楽しかったです。

ハンサム物語

さえない弁当屋店員たくやが働く弁当屋を繁盛させながらストーリーを進めていく、放置型育成ゲーム。

こちらのゲームも他のものとシステムは同じですね。お店の品揃えを充実させ、お客さんを呼び込むちょこっとの経営要素＋ストーリーです。

でも今回意外だったのは、オチが今までのゲームとパターンが違いました。
他の〇〇物語シリーズは大体しんみりする結末でしたが、ハンサム物語は意外な結末を迎えます。

モテないたくやが脱DTを目指すためにがんばるお話なんですが、弁当屋に新しく入ってきた美人店員に一目惚れします。
このままの自分じゃダメだからと、モテるためのメルマガに登録するんですが、その時点で怪しさ全開w

途中までは良い話だなぁと思いつつも、今までと同じパターンだったので、また同じような結末かなぁと思ってたのですが、ラストであっと驚くような展開に。

全く予測していなかった展開なので驚かされましたが、私はけっこう好きでしたw

システムは同じでもいいので、展開は色々なパターンがあった方がいいですね。

まとめ

今回プレイしたアプリはがっつりやり込み要素があるわけではないですが、作業の合間に息抜きとしてちょこちょこやるには良い感じです。

また何か良さげなアプリやゲームがあったら、ぜひプレイしてみたいと思います〜。